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シリカモノリス

更新日  2013年05月01日

 シリカモノリスはマイクロメートルオーダーの網目状の骨格が繋がった特徴的な構造をもつ多孔体です。骨格の隙間には、流路となるミクロンスケールの貫通孔、骨格内には吸着サイトとなるナノスケールの細孔を持ち、低圧でかつ高分離性能の分離媒体や吸着カラムとして使用されています。
 弊社では量産スケールに対応可能な大型シリカモノリス及びそのカラムの技術導出を行っております。
・・・モノリスとは?

シリカモノリスの物性

構成成分: 純シリカゲル
貫通孔径: 0.1~5μmで制御可能
細孔径: 10~200 nm で制御可能
細孔容積: 1.0 cm3/g
空隙率: 85%(貫通孔60% + 細孔25%)
密度: 0.28 g/cm3
耐熱温度: 600℃

汎用サイズ

直径: 4.0・4.6・10・20・50・100mm
長さ: 10・50・100・150mm
(上記以外にも対応しております)

分離事例:ペプチド及び蛋白質

 シリカモノリスの貫通孔径・細孔径は共に制御可能であり、そのカラムは小分子からペプチドやタンパク質といった巨大分子の分離まで優れた分離性能を発揮します。

オクタデシル化シリカモノリスによるペプチド・蛋白質分離
貫通孔径:1.7μm 細孔径:30nm
カラムサイズ: 83-3.8 mm i.d
Linear gradient of acetonitrile 5% to 60% (0.1% TFA) 0-5min
Linear velocity: 2.0mm/sec, Pressure drop: 4.0 MPa

その他応用例

高速液体クロマトグラフィー用カラム
低圧クロマトグラフィー用パックドカラム
吸着カラム
フィルター

参考文献

1 R. Miyamoto, Y. Ando, C. Kurusu, H. Bai, K. Nakanishi, M. Ippommatsu, J. Sep. Sci. 2013, Accepted online, DOI: 10.1002/jssc.201300123

シリカモノリスは国立大学法人京都大学理学部の曾我直弘先生・中西和樹先生が開発された技術です。